WEB(24時間受付)からのご予約、ご診察時院内でのご予約、お電話(診療時間内)でのご予約が可能です。
毎週金曜の14時からワクチン・乳児健診外来(予約制)を行っております。また、一般外来の診療時間中(事前予約要)にワクチン接種を受けていただく事も可能です。
ワクチンは成長をサポートする強い味方です
生後2ヶ月になったら、予防接種(以降ワクチンと表記します)を始めましょう!
現在(2025年時点)日本では、10種類のワクチンが公費で接種できます。
お父さんお母さんの子供の頃や、もっと昔には接種できたワクチンは、もっと少なく、今ならワクチンで防げたはずの病気になってしまった子供達も少なくありませんでした。ワクチンで防げる病気の中には、後遺症を残したり、命に関わるようなものもあります。今でも、世界にはワクチンを打ちたくても打てない環境の国も少なくありません。
健康な成長をサポートするワクチン接種は子供の「権利」です。
特に、0歳代のワクチンは非常に大切です。
生後2ヶ月になったらすぐにワクチン接種をはじめましょう。
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6重のチェック体制で臨んでいます
当院では、ワクチンの間違いがないよう、6重の確認をしております(開院して以降ワクチンの接種間違いは0件です)
- 予約システムによるチェック
- 受付事務の事前チェック
- 看護師の事前チェック
- 来院時の母子手帳によるチェック
- 医師によるチェック
- ワクチン充填時の親御さんによるチェック
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チックンの痛みをできるだけ抑えます
当院では通常ワクチンで使用する注射針よりさらに細いものを使用しており、接種時の痛みができるだけ少なくなるように配慮しています。
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接種後、かわいいオリジナルシールを
貼ります -
オリジナルスケジュールシートを
お渡しします当院で初回ワクチン接種された方には、お子様用のオリジナルスケジュールシートをお渡しします。
(2024年4月以降開始の方)
当院では、「同時接種」を推奨・実施しております。同時接種とは、2〜4種類のワクチン接種を同時に行うことです。
メリットとして、
- 同時接種で進めることで、それぞれの病気に対する免疫を、早く身につけることができる。
- 0歳代のワクチンを、効率良く接種できるので、接種し忘れが少ない。
- 忙しい親御さんのためにも、来院回数を少なくできる。
初めてのワクチンでは、ご不安もあるかと思います。
親御さんが安心してお子さんのワクチン接種を応援していただけるよう、お手伝いいたします。
※当院では、親御さんのご希望での単独接種は行なっておりませんのでご了承ください。
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1回目(標準 生後2ヶ月になったらできるだけ早く)
- ロタリックス 1回目
- 肺炎球菌 1回目
- 5種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib)1回目
- B型肝炎 1回目
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2回目(標準 生後3ヶ月)
- ロタリックス 2回目(2回で終了)
- 肺炎球菌 2回目
- 5種混合 2回目
- B型肝炎 2回目(次回は16週間後:1回目から20週間後)
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3回目(標準 生後4ヶ月)
- 5種混合 3回目(次回は1歳以降)
- 肺炎球菌 3回目(次回は1歳以降)
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4回目(標準 生後6ヶ月)
- BCG
- B型肝炎 3回目(3回で終了)
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1歳誕生日以降早めに
- MR(麻疹風疹ワクチン) 1回目
- 水痘 1回目
6ヶ月以上経過以降 -
- 5種混合追加(終了)
- 肺炎球菌追加(終了)
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- 水痘 2回目(終了 3歳未満:3歳以降は公費で接種できません)
- おたふくワクチン 1回目 ※自費ワクチン
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3歳誕生日以降 早めに
- 日本脳炎 1回目
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- 日本脳炎 2回目
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- 日本脳炎 追加(7歳半未満:7歳半以降は公費で接種できません)
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年長さん(就学前年4月〜就学年3月31日のみ)
- MR 2回目(上記期間以降は、公費で接種できません)
- おたふくワクチン 2回目 ※自費ワクチン
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9歳以上13歳未満(標準 小学4年生)
- 日本脳炎二期(上記期間以外は公費で接種できません)
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11歳以上13歳未満(標準 小学6年生)
- 2種混合(ジフテリア・破傷風)(上記期間以外は公費で接種できません)
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女子のみ:13歳になる年度の初日〜16歳になる年度の末日まで
- シルガード9(子宮頸がんワクチン) 1回目
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- シルガード9 2回目
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- シシルガード9 3回目
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- 熱(堺市は37.2℃以上の場合は接種できません)やひどい咳、下痢など体調不良がある場合、接種を見合わせることがあります。
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ご持参いただくもの:母子手帳、問診票(予防接種手帳のもの(同時接種の場合は、該当するワクチン全てのもの)、もしくは、当院の同時接種用の問診票(複数同時接種の場合でも1枚の記入で済みます)。
※問診票は、来院された際に、お渡しいたしますので、無くても大丈夫ですが、母子手帳は、忘れずにご持参ください
- ご来院
- 母子手帳と問診票の確認
- 診察
- ワクチン接種
- 次回ワクチンの説明と必要時ご予約
- ご帰宅
- ワクチン接種時には、保護者様にも当日接種するワクチンを確認していただきます。
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- 帰宅後、ワクチン接種部位に貼ったテープは、外していただいて結構です。
※テープのイラストは1枚1枚スタッフが手描きしています。 - ロタワクチン接種の場合、接種後30分以内の授乳は控えて下さい。
- ワクチン接種後の副反応で、お熱が出ることがあります。入浴前や入眠前には、念のため検温してあげて下さい。お熱がなければ、入浴は可能です。接種部位は、強くこすらないようにしてあげて下さい。
※ワクチンの副反応のお熱は、通常1日程度で下がることがほとんどですが、お熱のためにミルクが飲めない、ぐったりしているなどがあれば、翌日に受診して下さい。
- 帰宅後、ワクチン接種部位に貼ったテープは、外していただいて結構です。
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ロタワクチン
ロタウイルスによる胃腸炎の重症化を予防します。ロタウイルス感染症は嘔吐・下痢の症状を呈し、重症化すると脱水・低血糖をきたし入院が必要になることがあります。また稀に脳炎を起こすこともあります。経口生ワクチンです。
- 接種スケジュールの ポイント
- 月齢が進むと規定回数を接種できないことがあります。生後2ヶ月になったらすぐに接種しましょう。
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5種混合ワクチン
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib(ヒブ:ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)に対して効果を発揮する混合ワクチンです。
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ジフテリア
気道に偽膜が形成され閉塞症状をきたします。
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百日咳
長く続く頑固な咳が主症状です。乳児では無呼吸発作のためチアノーゼ・けいれんを起こすことがあります。また脳症の報告もあります。
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破傷風
土壌に生息する破傷風菌が傷口などから感染し発症します。破傷風菌は筋肉をけいれんさせる破傷風毒素を産生し、様々な筋肉のけいれんにより死に至ることもあります。
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ポリオ
発症すると主に下肢に麻痺を引き起こします。
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Hib:ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)
Hibは重症細菌感染症、特に細菌性髄膜炎を起こす菌として恐れられていました。ワクチン導入前は日本で年間約600人のお子さんがHibによる細菌性髄膜炎を起こし、亡くなったり後遺症を残したりすることがありました。ワクチン導入によりHib髄膜炎は99%減少しました。
- 接種スケジュールの ポイント
- 百日咳は家族内からの感染が多くみられ、ワクチン未接種だと重症化リスクが高まります。Hibによる髄膜炎を防ぐためにも生後2ヶ月になったら、ロタウイルスワクチン・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチンとの同時接種を開始しましょう。
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ジフテリア
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肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌による重症感染症を予防します。肺炎球菌は乳幼児の上気道に感染後、ときに細菌性髄膜炎・敗血症・肺炎などの重篤な全身感染症や、中耳炎・副鼻腔炎などの気道感染症を引き起こします。肺炎球菌による髄膜炎はHibによる髄膜炎よりも予後不良です。
- 接種スケジュールの ポイント
- 細菌性髄膜炎は半数以上が0歳の赤ちゃんです。必ず生後2ヶ月から接種を開始しましょう。初回接種が遅れると、規定回数を接種できない場合があります。
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B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルス感染を防止します。B型肝炎ウイルスは急性肝炎を起こしたり、ウイルスが持続感染した場合は将来的に肝硬変から肝癌を引き起こすことがあります。
- 接種スケジュールの ポイント
- 生後2ヶ月からロタワクチン、5種混合ワクチン、肺炎球菌ワクチンとの同時接種で開始しましょう。
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BCG
結核の発症予防、特に小児の重篤な結核感染症である結核性髄膜炎や粟粒結核を予防します。2023年のデータでは、結核は年間約10,000人の発症があり、特に大阪の罹患率は10万人あたり13.1人と全国の8.1人より遥かに多く、日本一発症が多い都道府県です。
- 接種スケジュールの ポイント
- 生後1歳をすぎると公費でのワクチン接種ができません。結核予防のために忘れずに必ず接種をしましょう。
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MR(麻疹・風疹ワクチン)
麻疹・風疹の発症を予防します。
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麻疹
発症すると高熱の持続・発疹などの症状が出ます。肺炎の合併は約6%に認められ、乳児での死亡例は60%が肺炎によるものです。また1,000人に1人が脳炎を起こし、その約15%が死亡し25%に後遺症を残します。麻疹はインフルエンザウイルスの10倍の感染力があり、発症防止のためのワクチン接種が極めて重要です。
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風疹
基本的に予後良好な疾患ですが、血小板減少性紫斑病や脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。最大の問題は、妊婦が罹患すると発症することのある先天性風疹症候群で、胎児に様々な障害を引き起こします。妊婦自身はもちろん家族全員が風疹ワクチンを接種し、家族内で風疹を発症しないことが重要です。
- 接種スケジュールの ポイント
- 1歳の誕生日になったら速やかに接種しましょう。当院では水痘ワクチンとの同時接種を推奨しています。
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麻疹
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水痘ワクチン
発熱・発疹などの症状が出る水痘を予防します。水痘に罹患すると1週間程度の自宅隔離が必要となります。また水痘罹患後、長い期間を経て免疫低下時に帯状疱疹を発症することがあります。
- 接種スケジュールの ポイント
- 1歳になったらMRワクチンと同時接種で接種しましょう。
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日本脳炎ワクチン
蚊が媒介する日本脳炎ウイルスによる、脳炎の発症を予防します。日本脳炎は発症すると死亡率は20〜40%、後遺症は生存者の45〜70%と極めて重篤です。発症すると有効な治療法はなく、ワクチンでの発症防止が極めて重要です。
- 接種スケジュールの ポイント
- 西日本ではウイルスを持つ蚊が多いとの報告があります。定期接種ができる3歳になったら速やかに接種しましょう。
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2種混合ワクチン
ジフテリア・破傷風の混合ワクチンです。
- 接種スケジュールの ポイント
- 接種忘れをおこしやすいワクチンです。11歳になったらすぐに接種しましょう。
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子宮頸がんワクチン(シルガード9)
ヒトパピローマウイルス(H P V)が原因の子宮頸がんの発症を予防します。現在、日本では毎年3,000人近くの女性が、子宮頸がんにより亡くなっています。9価H P Vワクチン(シルガード9)接種により、子宮頸がんの発症を80〜90%減らすことができます。
- 接種スケジュールの ポイント
- 子宮頸がんの発症リスクを大きく減らす重要なワクチンです。中学生になったら忘れずに接種を開始しましょう。
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おたふくワクチン
耳下腺炎をひき起こすムンプスウイルス感染を予防するワクチンです。おたふくかぜ(ムンプス耳下腺炎)を発症すると、頬の耳下腺が炎症を起こし、頬の腫れ・痛みや発熱などの症状が出ます。合併症として約10%に髄膜炎、思春期男性の約20〜30%に睾丸炎、約20,000例に1例の頻度で永続的な難聴を起こします。これらの合併症を防止するためにもワクチン接種が重要です。
※現在、おたふくワクチンは自費ワクチンです。- 接種スケジュールの ポイント
- おたふくかぜに罹患すると痛みが辛いですし、後遺症の発症リスクも高まるため、自費ワクチンですが1歳になったら接種を開始しましょう。