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先週末はクリニックを休診とさせて頂いて、日本アレルギー学会学術大会に参加してきました。

たくさんのセッションに参加してきましたが、興味深かったのは「消化管アレルギー」と「舌下免疫療法」でした。

「消化管アレルギー(FPIES)」のセッションは、症例がここ数年で特に卵黄でのFPIESが増えてきており、注目が上がってきているため立ち見が出るほど盛況でした。どうやって、いつ頃から解除していくのか、現状は各施設とも手探りの状態ですが、解除方法について参考になる発表がありました。

「舌下免疫療法(SLIT)」では、適応はないものの喘息に対して明らかに効果があることや、早めに治療を開始することで他の抗原に対する感作や小児のアレルギーマーチの進展を抑制するなど、従来の治療法とは次元の違った効果を示すデータが提示されていました。

長くお休みをいただき患者様にはご迷惑をおかけしましたが、学会で得た知識を今後の診療に活かしてまいります。