12月28日(土)を持ちまして、こにし小児科・アレルギー科の2024年の診療は終了しました。

振り返りますと2024年も感染症の患者さんが多い一年でした。

春先から始まったマイコプラズマ感染症の流行が結局年末まで持続し、レントゲンの撮影枚数は開院以来最も多かったです。残念ながら経過が思わしくなく入院になった患者様もおられましたが、喘息などの基礎疾患が無ければ早期に診断し早期に治療すれば、多くの方は重症化せずにすみました。そして12月はインフルエンザが急速に流行し、非常に忙しい年末となりました。当院では従来より問診や熱型を重視しておりますが、マイコプラズマは特徴的な経過をとるため、患者さんからの情報が診断の助けとなりました。2025年も当院の診療方針へのご協力をお願いします。

アレルギーにつきましては、大人の食物アレルギーの患者さんやPFAS(花粉ー食物アレルギー症候群)関連と考えられる稀な食物アレルギーの患者さんを経験しました。また今年も舌下免疫療法の新規導入患者さんの多い一年でした。今後も様々なアレルギー疾患に対応できるクリニックとして自己研鑽を続けて参る所存です。

今年一年無事に診療を続けてこられた事は、一重に当院をかかりつけとして下さっている患者さんとその親御さん、関連する様々な業種の方々、日々の業務を遂行してくれているスタッフのお陰と感謝しております。来たる2025年もどうぞ宜しくお願い致します。

最後になりましたが、皆さんが良いお年を迎えられることを切に願っております。今年一年、どうも有り難うございました。

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