こんにちは、看護師長Kです。
やっと朝晩が涼しく感じられるようになってきましたが、その分、体調を崩しやすい時期になってきました。ご注意くださいね。
昨年から、当院の看護師2名がCAI(アレルギー疾患療養指導士)認定を受けておりましたが、この度、新たに2名が合格認定を受け、合計4名となりました。
堺市内のクリニックで、CAI認定者が在籍しているクリニックはありません(2025年9月時点)。
小児科専門医・アレルギー専門医である院長の診断・治療方針のもと、患者様及びご家族が不安なく、治療に取り組めるよう、看護師として、また、CAIとして、知識・経験・資格を生かしてお手伝いしていきたいと思っております。
以下、CAIに関する説明です。
CAIとは、専門知識を有し、指導スキルを兼ね備えた
コメディカルスタッフです
CAI(アレルギー疾患療養指導士)は、喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の治療や管理に関する専門知識を有し、患者さんや家族への指導スキルを兼ね備えたコメディカルスタッフです。標準的で良質なアレルギー医療を国民に提供する資格です。
喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患は、単に薬を処方するだけではなかなか良くなりません。患者さんが正しく服薬して、初めて薬の効果が現れます。つまり患者さんが正しい吸入方法、塗布方法、噴霧方法、点眼方法などを身につけて頂かないと、薬の効果は発揮されません。食物アレルギーにおいては、患者さんや家族に正しい知識を身につけて頂かないとアナフィラキシーの危険にさらされることになります。CAIは医師の治療を補完し、患者さんや家族と直接かかわることで、国民の健康に寄与します。日本人の半数が悩んでいるとされるアレルギー疾患について、誰でも、どこでも良質なアレルギー医療を受けることのできる仕組みと資格がCAIです。